今日ご紹介するのは、小石川後楽園のシダレザクラです!
シダレザクラはソメイヨシノより開花が少し早いサクラです。
【小石川後楽園シダレザクラをおススメする理由】
小石川後楽園は東京ドームのお隣、都心中の都心にある名園です。
前回ご紹介した六義園のシダレザクラは都内では名木中の名木として1本でも有名でね。
小石川後楽園は広さ7万㎡(東京ドーム1.5個分)。
広さの割にはサクラの本数は30本強、とそれほど多いとは言えません。
それでも小石川後楽園のシダレザクラはおススメです。
小石川後楽園には樹齢70~80年と言われるシダレザクラがあるほか、樹形のいいシダレザクラが何本かあります。
サクラの中に埋もれていないので、シダレザクラが緑の中によく映えています。
枝一杯に花をつけ、重たげながらもしなやかに枝が揺れる姿は周囲の光景と相まって優美な空気を醸し出しています。
大泉水の水面に映るシダレザクラは特に人気のあるフォトスポット。
連日の暖かさで、すでに開花し、ぐんぐん進んでいるとの情報もあります。
例年、平日でも人が多いので、この週末はかなり混みあうことが予想されます。
早い時間に訪れるなど、タイミングを見ていきたいですね。
【小石川後楽園について】
江戸時代初期に水戸藩主祖、徳川頼房の時に江戸の中屋敷の庭として作られたもので、二代藩主の光圀の時代に完成した回遊式泉水庭園です。
光圀は庭園を造るに際し、明の儒学者である朱舜水の意見を取り入れ大名庭園を完成させました。
舜水は庭園を名付けるにあたって中国の教え「(士はまさに)天下の憂いに先立って憂い、天下の楽しみに遅れて楽しむ」から「後楽」の文字を選び「後楽園」と名付けました。
庭園は小石川台地の起伏にとんだ地形を巧みに生かした園内に、日本各地や中国の景勝地を巧みに配置して、堂々かつ繊細さもある景観を作り出しています。
小石川後楽園は昭和27年3月、文化財保護法によって全国でも9か所しかない特別史跡及び特別名勝に二重で指定されています。
【豆情報】
サクラ本数 約30本
主な種類 シダレザクラ、ソメイヨシノ
例年の見ごろ 3月中旬~
他オススメ ハナショウブ(6月)、紅葉


入園料 300円
【アクセス】
東門:JR総武線・都営三田線「水道橋」徒歩5分
正門:JR総武線・都営大江戸線・東京メトロ東西線「飯田橋」徒歩8分
※駐車場はありません
シダレザクラの満開期は短く、ベストタイミングは掴みづらいですが、小石川後楽園のシンボルツリーのこのサクラは毎回楽しみにしています。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました🌸